「大粒ダイヤ」の栽培状況(幼穂形成期~出穂期)

今年も、北は岩手県から南は宮崎県まで、多くの生産者の方々に「大粒ダイヤ」をご栽培頂いております。
7月下旬から8月上旬にかけて、全国の圃場に伺いました。
今回は、いくつかの圃場について、栽培状況をお知らせします。

~岩手県の農業法人さん~

岩手県の農業法人さん

昨年に引続きご栽培を頂いております。
主食用で約17ha、飼料用で約15haで、単独の生産者さんとしては最大の栽培面積です。
昨年の経験もあり、栽培のポイントは把握しているとの事で、複数名の担当者さんと共に、管理に当たられています。
移植が5月中旬で、お伺いした8月上旬には、幼穂形成が始まっており、生育の状況は昨年同様に順調です。
出穂は8月下旬、刈取りは10月下旬の見通しです。

~宮城県の生産者さん~

宮城県の生産者さん

完全有機・無農薬栽培をされている生産者グループさんでの栽培です。
美味しさと安心を追及されており、粒の大きさが魅力との事です。
栽培面では、茎がしっかりしており、大変育てやすいと仰っていました。
移植が5月下旬で、出穂が8月下旬、刈取りは10月下旬になりそうです。
「美味しお米」が出来るのが楽しみです。

~福島県の農業法人さん~

福島県の農業法人さん

昨年に引続きのご栽培です。主食用で約5ha、飼料用で約4haの栽培です。
福島県下では主食用で約37haの栽培を行って頂いており、県単位では最大の栽培面積です。
昨年はやや草丈が高くなりすぎたとの事で、今年は、基肥えを控えて、草丈をやや抑えた栽培を行っておられます。「品種をご自分のものにされている。」といった印象を受けました。
5月上旬の移植。お盆明けの出穂で10月中旬の刈取りになろうかと思われます。

~新潟県の農業法人さん~

新潟県の農業法人さん

試作で2ha程度のご栽培をして頂いております。
初めての栽培ですが、品種の特徴をご理解いただき、分げつの状態等良好な状況です。
基肥え、分げつ肥、穂肥と、肥効を維持するのがポイントです。
田植えは5月中旬。出穂はお盆頃、刈取りは10月上旬になりそうです。

~栃木県の生産者さん~

栃木県の生産者さん

今年初めて栽培されます。試作という事で1反での栽培です。
関東地方では割と多いようですが、移植が6月中旬と遅めで、十分な分げつが確保できるかどうか?がポイントでしたが、しっかりと肥料を入れて頂いた事と、植込み本数を確保頂いた事により、十分な茎数が確保されたいました。
8月初めには幼穂形成が始まったおりました。
8月中~下旬の出穂で10月上旬の刈取り見込みです。

~岐阜県の生産者さん~

岐阜県の生産者さん

2年目の栽培です。食用で約7haを栽培頂いております。
昨年は品種特性がつかみきれず、少し苦労をしたとの事でしたが、今年は大丈夫との事で、茎数も十分に確保されたいました。
栽培面積が広いので、何処も同じとは行かないが、平均して10俵~11俵/反とれれば十分との事でした。
8月上旬にはすでに出穂期(約半数の穂が出た状態)を迎えられておりました。
移植は5月上旬で、9月20日頃の刈取り見通しです。

~滋賀県の農業法人さん~

滋賀県の農業法人さん

本年、試作で約2haの栽培をされています。
野菜後での栽培で、化成肥料は控えめで、葉色との相談にて施肥をされています。
通常品種では、肥料過多により倒伏してしまうとの事で、耐倒伏性のあるこの品種には期待しているとの事です。
有機質の多い圃場では、長期的な肥効が期待できますので、品種の特性には良く合っています。
但し、ガス発生がしやすいので、本圃の水管理には気を使って頂く必要があります。
こちらの栽培では、茎数もしっかり取れており、生育は順調です。
5月中旬の田植えで、出穂は8月10日頃でした。収穫は9月20日頃~となりそうです。

~山口県の農業法人さん~

山口県の農業法人さん

今年から初めて栽培をして頂いております。主食用で約1haの栽培です。
育苗時に微量要素剤を使用した所、大変初期分げつが良かったとの事です。
その後の生育も順調で、株張りも見事です。
5月中旬の移植、8月上旬の出穂で、刈取りは9月中旬の見込みです。

~福岡県の生産者さん~

福岡県の生産者さん

昨年に引続き栽培頂いております。
昨年は、植込みが少なく肥料も少なかったので、今年は、そこを改善したとの事。
株の状態は大変良く、今年は収量が期待できるとの事です。
移植は6月中旬との事で、分げつ期間が短いにも関わらず、十分な茎数が確保されています。
8月中旬の出穂で、10月初頭の刈取りの見通しです。

※品種特性等については、大粒ダイヤ(詳細)をご覧ください。