「まかぬたねは、はえぬ」といわれるように、地上に生育しているもののもとです。森の巨木も、もとをただせば一粒のタネから芽 生えたものです。小さな草も一粒のタネから生育したものです。タネは植物学的には胚珠 (はいしゅ)の発育したものです。農業上で一般的にタネといわれるものは生育のもとになるものを総称しています。必ずしも植物学上の種子とは一致しません。
 
毎日皆さんの食卓に並ぶ一般的な野菜のタネや花のタネはお近くの種苗店でお買い求めできます。 インターネットのお店検索でお近くのお店を探すこともできます。牧草のタネや景観作物のタネなどもシードアドバイザーのいる専門店で問い合わせてみてください。 きっと満足いくものが見つかるでしょう。
一粒のタネは遺伝情報がぎっしりとつまった生物です。その特性を十分に発揮させるためには説明書きをよく読んで理解していただくことが必要です。その他にも、チョットしたアドバイスで素晴らしくよくできますのでタネは日種協加盟の専門店でお買い上げいただくことをおすすめします。
 
皆さんが日ごろ口にする野菜や果物。どんなに科学が発達しても、これらのものは機械で作ることはできないでしょう。野菜や果物を育てることができるのは大地や水、空気など自然の力だけです。私たち人間が何百年、何千年かけて取り組んでも 完全に理解しきれない自然の力のみが作物を育て実らせるのです。

私たちの会社ではその植物のもととなる種子を育種・生産・販売しています。種子は外観が同じでもひとつひとつ異なった性質を持っています。その違いを見極め、体で感じ育て、世に送り出すのが私たちの役目 であり、ひいては、日本の食文化を担う企業として、農業から明日の「環境」と「食」を創造する、種子の品質こそが私たちの答えです。
 
タネは、遺伝情報のぎっしりつまった生物ですのでもちろん寿命もあります。タネの入った袋に
は有効期限が表示してあります。また、採種した年月日が表示してあることもあります。有効期限内であってもその品種の特性にあった環境でないとうまく発芽もしませんし生育もしません。人間は寒ければ衣服を着るし、暑ければ 脱ぎます。タネはその適温になるまでじっと耐えるしかないのです。専門店のタネは皆さんの手に渡るまで防湿袋に入れて保存に最適な条件で店頭で管理されておりますのでご安心ください。
 
 
 
 

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